2026/7/16
出張点滴
二日酔い点滴は自宅・ホテルで受けられる?期待できることと救急受診の目安
飲み会や会食の翌日に、吐き気、頭痛、だるさ、口の渇きなどが続き、「点滴で早く回復したい」と考える方もいるでしょう。
二日酔い点滴は、脱水や吐き気などの症状を確認し、必要に応じて補液や薬剤を投与する自由診療です。ただし、点滴によってアルコールの分解が速くなるわけではありません。研究でも、静脈からの補液は血中アルコールの消失を早めず、急性アルコール中毒患者が目を覚ますまでの時間も短縮しなかったと報告されています。
Biyokuru / ビヨクルでは、東京23区を中心に、自宅・ホテル・オフィスで受けられる出張点滴を相談できます。意識状態や嘔吐の程度などを確認し、医師が出張施術で対応できると判断した場合に実施します。

二日酔いとは
二日酔いとは、飲酒後に血中アルコール濃度が低下してから現れる、頭痛、吐き気、だるさ、口の渇き、胃の不快感などの症状を指します。
症状には、次のような要因が関係すると考えられています。
アルコールによる脱水
睡眠の質の低下
胃腸への刺激
炎症反応
飲酒に伴う低血糖や食事不足
アルコールの代謝過程
飲酒量や体質
同じ量を飲んでも、症状の程度には個人差があります。
二日酔い点滴とは
二日酔い点滴とは、飲酒後の体調や症状に応じて、補液や薬剤を静脈内へ投与する自由診療です。
一般的には、次のような対応が検討されます。
水分・電解質の補給
吐き気に対する薬剤
胃の不快感に対する薬剤
ビタミン類の補給
食事を取れていない場合の状態確認
実際に使用する薬剤は、症状、持病、内服薬、アレルギー、脱水の程度などによって異なります。
「二日酔い点滴」という名称の決まった処方があるわけではなく、医療機関ごとに配合内容や料金が異なります。
点滴でアルコールは早く抜ける?
点滴を受けても、血中アルコールが急速に分解されるわけではありません。
アルコールの大部分は肝臓で代謝されるため、補液によって体内のアルコールを洗い流すことはできません。
急性アルコール中毒患者を対象とした研究では、静脈からの補液を行っても血中アルコール濃度の低下速度は変わらず、覚醒までの時間短縮にもつながりませんでした。
そのため、二日酔い点滴の目的は「アルコールを早く抜くこと」ではなく、医師が状態を確認したうえで、脱水や吐き気などの症状を和らげるための補助的な対応を行うことです。
二日酔い点滴で期待できること
二日酔い点滴では、状態に応じて次のようなことを期待して相談されます。
脱水状態への補液
嘔吐、水分摂取不足、発汗などによって脱水が疑われる場合、補液を検討します。
ただし、自分で水分を飲める軽度の二日酔いでは、経口での水分・電解質補給が優先されることもあります。
吐き気や胃の不快感への対応
医師が必要と判断した場合、吐き気止めや胃薬などを使用することがあります。
強い腹痛がある場合は、単なる二日酔いではなく、急性膵炎や消化管疾患などの確認が必要です。
ビタミン類の補給
食事が取れていない方や、飲酒習慣などを踏まえ、ビタミン類の投与を検討する場合があります。
成分を多く追加すれば、必ず早く回復するわけではありません。
医師による症状の確認
出張点滴を希望していても、診察の結果、救急受診や対面診療が必要と判断されることがあります。
二日酔いだと思っていた症状が、低血糖、脱水、感染症、頭部外傷などによる場合もあります。

自宅やホテルで二日酔い点滴を受けられる?
医師が状態を確認し、出張施術で安全に対応できると判断した場合は、自宅やホテルで点滴を受けられることがあります。
Biyokuru / ビヨクルでは、東京23区を中心に訪問を相談できます。
ただし、次のような場合はホテルや自宅での点滴ではなく、医療機関の受診が必要です。
呼びかけへの反応が悪い
意識がもうろうとしている
呼吸が遅い、浅い、途切れる
繰り返し嘔吐している
吐いたものに血が混じる
強い腹痛や胸痛がある
転倒や頭部打撲がある
けいれんしている
体が冷たくなっている
一人で歩けない
急速に症状が悪化している
厚生労働省は、急性アルコール中毒では意識低下、嘔吐、血圧低下、呼吸数低下などが起こり、生命に危険が及ぶことがあると説明しています。
二日酔いと急性アルコール中毒の違い
二日酔いは、一般的に飲酒後、アルコール濃度が低下してから現れる不調です。
一方、急性アルコール中毒は、飲酒中または飲酒後に血中アルコール濃度が高くなり、意識障害、嘔吐、呼吸状態の悪化などが起こっている危険な状態です。
比較項目 | 二日酔い | 急性アルコール中毒の疑い |
|---|---|---|
意識 | 会話できる | 反応が鈍い、起こせない |
呼吸 | 通常 | 遅い、浅い、不規則 |
嘔吐 | 吐き気・嘔吐がある場合 | 意識が悪い状態で嘔吐 |
歩行 | 自力で歩けることが多い | 立てない、歩けない |
対応 | 水分補給・診察など | 救急要請・医療機関受診 |
出張点滴 | 医師判断で相談可能 | 原則として適さない |
意識が悪い方に無理に水分を飲ませると、誤嚥する危険があります。
「寝かせておけば大丈夫」と判断せず、反応や呼吸がおかしい場合は119番へ連絡してください。
救急車を呼ぶべき症状
次の症状がある場合は、出張点滴を予約するのではなく、119番通報を検討してください。
強く呼びかけても反応しない
揺すっても目を開けない
呼吸が明らかに遅い、または不規則
口唇が紫色になっている
嘔吐を繰り返し、意識が悪い
けいれんしている
転倒して頭を打った
強い胸痛や腹痛がある
吐血している
急激に状態が悪化している
救急車を呼ぶべきか迷う場合は、対応地域で救急安心センター「#7119」に相談できます。医師・看護師・救急救命士が緊急性を判断し、必要に応じて119番通報につなぎます。
二日酔い点滴が向いている可能性がある方
次のような方は、医師の判断のもとで出張点滴を相談できる場合があります。
意識ははっきりしている
会話や意思疎通ができる
飲酒は終了している
水分を取っても吐いてしまう
軽度から中等度の吐き気がある
脱水感や口の渇きが強い
ホテルや自宅で休める
医師の問診に回答できる
同伴者や連絡可能な人がいる
希望しても、体調や症状によっては施術できません。
二日酔い点滴を受けられないことがある方
次に該当する場合は、施術をお断りし、医療機関の受診をご案内することがあります。
意識状態に異常がある
現在も多量に飲酒している
呼吸状態に異常がある
強い腹痛や胸痛がある
頭部を打っている
けいれんがある
吐血や黒い便がある
重度の心臓病・腎臓病がある
水分量の制限を受けている
妊娠中である
使用予定の薬剤にアレルギーがある
一人での安全な経過観察が難しい
医師が出張施術に適さないと判断した
ホテルで受ける際の注意点
ホテルへの訪問を希望する場合は、事前にホテル側へ以下を確認してください。
外部の医療スタッフが入室できるか
客室内で点滴を受けられるか
フロントへの申告が必要か
訪問スタッフの入館手続き
同伴者の立ち会いが必要か
客室には、横になれる場所、十分な明るさ、清潔な施術スペースが必要です。
ホテル側の許可が得られない場合は、施術できません。
二日酔い点滴を受ける流れ
1.公式LINEから相談
次の情報を送ります。
希望日時
訪問場所
ホテル名または住所
飲酒量
最後に飲酒した時刻
現在の症状
嘔吐の回数
意識状態
持病・内服薬
アレルギー
同伴者の有無
2.症状と緊急性の確認
意識状態、呼吸、嘔吐、腹痛、頭部打撲などを確認します。
緊急性が疑われる場合は、出張点滴ではなく救急受診をご案内します。
3.医師による診察・適応判断
必要に応じてオンライン診療を行い、出張施術が可能か判断します。
4.施術内容・料金の確認
点滴内容、使用する薬剤、出張費、キャンセル規定などをご説明します。
5.医療スタッフが訪問
当日の意識状態、血圧、脈拍などを確認し、安全に施術できる場合に点滴を開始します。
6.施術後の確認
点滴後の体調を確認し、水分・食事・休養について説明します。

二日酔い点滴の副作用・リスク
点滴では、次のような症状が起こる可能性があります。
注射部位の痛み
内出血
腫れ
血管痛
吐き気
めまい
発疹
血圧低下
アレルギー反応
水分や電解質の過剰投与
まれに、薬剤による重いアレルギー反応が起こることがあります。
全身の強いかゆみ、唇やまぶたの腫れ、持続する咳、喘鳴、息苦しさ、繰り返す嘔吐、動悸、ふらつきなどは、アナフィラキシーの可能性があります。PMDAは、このような症状がある場合は直ちに救急車で受診するよう案内しています。
点滴後の過ごし方
追加の飲酒をしない
点滴後に再び飲酒すると、症状が悪化する可能性があります。
点滴を受けたことを理由に飲酒を再開しないでください。
少量ずつ水分を取る
吐き気が落ち着いていれば、水や経口補水液などを少量ずつ摂取します。
一度に大量に飲むと、再び吐くことがあります。
消化のよい食事を取る
食事が取れそうな場合は、無理をせず少量から始めます。
強い腹痛や嘔吐が続く場合は、食事を無理に取らず、医療機関へ相談してください。
車の運転をしない
アルコールが体内に残っている可能性があります。
自覚症状が改善しても、運転や危険を伴う作業はしないでください。
十分に休む
点滴だけで睡眠不足や飲酒による疲労が解消するわけではありません。
予定を詰め込まず、十分に休養してください。
二日酔いを軽くするための基本的な対策
二日酔いは、点滴だけでなく、飲酒前後の行動も重要です。
一気飲みを避ける
空腹で飲酒しない
飲酒中に水分を取る
飲酒量を決めておく
複数種類のお酒を短時間に飲みすぎない
睡眠時間を確保する
体調が悪い日は飲酒しない
薬とアルコールを自己判断で併用しない
最も確実な予防方法は、飲酒量を抑えることです。
よくある質問
二日酔い点滴でアルコールは早く抜けますか?
点滴によってアルコールの代謝が速くなるわけではありません。補液や薬剤によって、脱水や吐き気などの症状を軽減する目的で行います。
自宅やホテルで受けられますか?
医師が安全に対応できると判断した場合は、東京23区を中心に自宅やホテルへの訪問を相談できます。
飲酒中でも点滴を受けられますか?
現在も飲酒中の場合や、酩酊が強い場合は安全上対応できないことがあります。飲酒を中止し、症状と意識状態を正確にお伝えください。
吐いていても点滴を受けられますか?
意思疎通ができ、緊急性がない場合は相談できます。ただし、繰り返す激しい嘔吐、意識障害、吐血、強い腹痛がある場合は救急受診が必要です。
当日予約できますか?
予約状況、訪問場所、医師と医療スタッフの手配状況によっては相談可能です。
一人でも受けられますか?
症状や飲酒状況によっては、同伴者や施術後に見守れる方をお願いする場合があります。
点滴後すぐに仕事や会食へ行けますか?
症状が改善してもアルコールが体内に残っている可能性があります。仕事、会食、運転などは避け、十分に休んでください。
予約はどこからできますか?
Biyokuru / ビヨクル公式LINEから予約・相談できます。飲酒量、最終飲酒時刻、症状、訪問場所をお送りください。
まとめ
二日酔い点滴は、飲酒後の脱水、吐き気、胃の不快感などを確認し、必要に応じて補液や薬剤を投与する自由診療です。
ただし、点滴によってアルコールの分解が速くなるわけではありません。意識障害、呼吸状態の異常、繰り返す嘔吐、頭部打撲などがある場合は、急性アルコール中毒や別の病気の可能性があるため、出張点滴ではなく救急受診が必要です。
Biyokuru / ビヨクルでは、東京23区を中心に、自宅・ホテルへの出張点滴を相談できます。

